築城
こんばんは、会長です。
今公演でブログを書かせていただくのは初めてになると思います。
今日と言いますか先日は小屋入り初日でした。何度やっても一日で舞台が組上がる光景はすごいですね。まっさらな状態からパンチカーペットが敷かれ、段が組み上がり、パネルが立ち並び、スピーカーが設置され、そして照明が吊り込まれる。この光景だけは初めての仕込みから一年たった今も鮮やかの一言に尽きます。
今公演、初めての舞台監督をやらせていただいています。仕込み中、ずっと回りを見守り、自分は作業に加わらないというのは想像以上にもどかしいものですね。しかし、思い返せば今公演期間中、仕込みだけじゃなくずっと見守るということをしてきた気がします。
時には演出の後ろ姿を、時にはチーフの後ろ姿を、時には役者の後ろ姿を。色んな人の後ろ姿を見守らせていただきました。
ずっと役者をさせていただいていたせいか今回の公演で見えた景色というのはいつもと違うものです。舞台と役者しか行き来しない僕には知らない世界がたくさん広がっていました。それこそ、全力で駆け抜けることはあっても、立ち止まって後ろから誰かを見守るなんていうことは今までにはありませんでした。
一つの公演を作り上げるために何人もが尽力しているというのを一番実感した公演のように感じます。
全員が全員、この公演に心血を注いでいたことを知ってるが故に、一層お客様皆さんに今回の公演を見ていただきたいと思います。
苦心して作り上げた舞台。 工夫の末に用意してくれた小道具。 最後まで考え抜いた照明、音響。 役者を一番側から魅せてくれる衣装。 影からもしっかりと支えてくれた広報、制作。 そして、それら全てを考えてくれた演出。
どれを取っても最高の公演となっています。 是非、10月15日、16日は應典院までお越しください。万絵巻一同、お客様のご来場を心よりお待ちしております。
今公演期間残り三日、最後まで見守らせていただきます。