亀、もしくは…。
[ 10:15~11:00 ]

【 作 】
斎藤 歩

【演出】
ザキ有馬


【キャスト】
れいじ
闘兄・トニー・トンヌ
ザキ有馬
痕跡機関『MLTs』

【スタッフ】
音響: 高橋範行
 照明: 旋律のG
 大道具: 隅井夏樹
 小道具: 中谷紗希子
 衣装: きよ
 広報: 養殖クララ観測隊

【あらすじ】
医者を目指す青年は精神病棟を訪れる。そこでは多くの患者たちが入院生活をしていた。
常識外れなことばかりのサナトリウム、不可解な愛が飛び交い、屋根の上からは歌が聞こえる。確かなのは食事が美味しいということだけ?
なにがまともでなにが狂っているのか、そこの線引きはいったいどこにあるのか。
脱出不可能な密室で、みんな亀になってしまうのか、もしくは…。

【演出より】
まず個人的な話をさせてください。この「亀、もしくは…。」は僕が高校生のときにはじめて役者として舞台に立ったときの台本です。
当時の演劇部は廃部寸前だったんですが、高校演劇の大会でこの「亀」を打ったときにいきなり最優秀賞をいただき、演劇部も存続することになったという、かなり想い出深い公演でした。
あれから5年後。場所を横浜から大阪に移し、演劇人としていろんな経験を踏んだうえで、今改めて「亀」を打つ。感慨深いことこの上ないです。なんというかもう、たまらんっすわー、たまらん。個人的な話は以上。

普通とはなんでしょうか。常識って何者なのでしょうか。考えたことある人は「ああそういう感じの話がベースなのね」って思いながら気楽に観ていただければ幸いです。
考えたことないひとは、自分の常識を疑ってみてください。もしあなたが「おかしい」とか「ヘンだ」といった言葉をよく他人に投げかけるならば、特に思い返してみてください。
誰だって人と違うんだから、AさんにとってBさんが「おかしい」と思われることなんてしょっちゅうだし、その逆もまたしかり。何言ってるかよく分からなかったら、とりあえずこのお芝居を観てください。たぶん何となくぐらいには、僕の言いたいことを分かっていただけるのではないでしょうか。